空いているところを見ると
埋めたくなることがある
予定の空白だったり
言葉の余白だったり
気まずい沈黙だったり
心の中の隙間だったり
そのままにしておけばいいものまで
何かで埋めたくなる
何かを足せば
少し安心できる気がする
言葉を足したり
予定を入れたり
音を流したり
手を動かしたりして
空いたままではいられなくなる
何もない時間に
何かを入れたくなる
何も起きていないときに
何か起こしたくなる
埋まったから満たされるのではなく
空いていることに
少し耐えられないのかもしれない
足りないのか
不安なのか
ただ落ち着かないのか
そこはまだよくわからない
けれど
埋めようとする動きだけは
たしかにある
考える前から
もう何かを足そうとしていることもある
そのままにしておけない感じが
静かに出てきて
気づくと何かで埋めようとしている
今日は
そのことをただ観ていた